大阪の魔窟・味園ビルの飲み屋街が年内閉店「“終わらない文化祭”のようだった」

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大阪でディープスポットとして人気の「味園ビル」。1955年に建設され、かつて宴会場、キャバレー、ホテル、レンタルルームなどが存在し、現在は1階のライブハウス、2階のテナントフロアにスナックや飲食店が営業している。近年は外国人観光客を集めていたが、今年いっぱいで2階のすべてのテナントが閉店することが報道された。
味園ビルでライブシアター「なんば紅鶴」「なんば白鯨」など4店舗を運営しているB・カシワギさん。半世紀以上にわたって大阪のランドマーク的存在だった味園ビルの飲み屋街の閉鎖について、彼は何を思っているのか。かつて「なんば紅鶴」でイベントを開催した経験のあるライターのカワノアユミが話を聞いた。

さらに、味園ビルが位置するミナミの繁華街では外国人観光客の回復に伴い、土地の価格が大幅に上昇した。カシワギさんは「今回の閉鎖には驚かなかったが、コロナが味園ビルの寿命を縮めたように感じる」と話す。

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