去年9月、東京・足立区にある指定暴力団「住吉会」の傘下組織の事務所に、特殊警棒などの凶器を準備し集合したとして、別の傘下組織の組長ら男20人が警視庁に逮捕されました。
凶器準備集合の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団「住吉会」傘下組織の組長・林田大輔容疑者(52)や組員ら男20人です。
林田容疑者らは去年9月11日の夜、同じ住吉会系で別の組事務所に、特殊警棒やバットなどを準備して集まった疑いがもたれています。
警視庁によりますと、組員らは車10台ほどで事務所へ向かい、うち1台が建物に突っ込んで外壁などを壊したということです。
それぞれが配下に置く不良グループが、メンバーの引き抜きをめぐってトラブルになったことが原因とみられています。
警視庁は今後、建造物損壊などの疑いでも立件する方針です。