京王井の頭線・下北沢駅(世田谷区)で14日、ホーム横にある踏切(遮断機、警報機あり)内に人が立ち入っている状態で、同駅から電車が発車していたことが京王電鉄への取材でわかった。
立ち入っていた人にけがはなかったが、同社は「踏切内に人がいる状態で発車すべきではなかった」とし、当時の状況を調べている。
同社によると、14日午後2時50分頃、同駅に停止していた吉祥寺行きの下り普通電車の運転士が、踏切内に男性とみられる人がいることに気づかずに発車。駅に停車中の上り電車の車掌が、踏切内に人がいることに気づき、「そのままいてください」と声をかけて動かないよう求めた。踏切内にいる人と走り去る電車との距離は数メートルだった。
同社は、ホームの構造上、人が見えづらい場所だったとし、「今回の事案を他の乗務員にも周知してより注意して乗務にあたるよう求めるとともに、ハード面も含めて安全対策を進めていく」としている。