「高学歴&イケメンだけがスペードのエースになれる」いなば食品の女帝が作らせた「容姿&学歴差別トランプ」

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〈《CIAOちゅ~る製造元》いなば食品の“女帝”稲葉優子会長の“猫ネグレクト”「1年ほどで急速に愛情を失います」〉から続く
“ボロ家ハラスメント”や食品衛生法違反など、さまざまな不祥事が明るみに出ている缶詰製造大手・いなば食品が、社長の指示のもと特定の社員を図柄にした「社員トランプ」を製作していることが「週刊文春」の取材で分かった。
【画像】衝撃の“社員トランプ”実際の写真を見る
稲葉敦央社長
現役社員はこう語る。
「社内で女帝と呼ばれる稲葉優子会長(54)はそもそも『高身長』『高学歴』『イケメン』の三拍子そろった男性社員を寵愛します。結果、採用面接では能力や人間性は軽視され、容姿と学歴による差別がまかり通る」
女帝の意向を受け、夫の稲葉敦央社長(70)は〈KAC(編集部注:会長のこと)ご依頼の新卒トランプ作成(指示)〉と題したこんなメールを担当部署に送信している。
〈「顔トランプ」を大至急できる業者を午前中に明確にして見積もりをもらい、大至急できる会社を紹介してもらうこと。。sc(編集部注:社長のこと)〉
「週刊文春」はその社員トランプの写真を入手。スペードのエースには、有名私大を卒業したイケメン社員の写真が刷られていた。
「スペードのエースは会長のお気に入り社員の指定席。製作理由は『名前を覚えるため』と説明していますが、トランプになる社員、ならない社員の線引きが不明で、社内では不信感が広がっている」(同前)

いったいなぜ、写真入りトランプなどという代物をつくらせているのか――。
現在配信中の「週刊文春 電子版」および5月9日(木)発売の「週刊文春」では、ゴールデンウィーク中に流れた尋常ならざるいなば食品のCM量、社員トランプ製作の実情、そしてついに取材に応じた女帝・稲葉優子会長の肉声を詳報している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年5月16日号)

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