85歳YouTuberの登録者数は7万人超、広告収入で月数十万円に。退屈な老後が一転

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定年延長や廃止を検討する企業が出始め、定年後再雇用が当たり前になりつつある昨今。けれど週刊SPA!は「断固NO」。60歳で颯爽と会社を去り、充実した老後生活に突入するのだ。そのためには当然準備が必要。明るい老後を叶えるべく60歳で会社を去る方法を徹底調査。今回は御年85歳のYouTuber、デン爺さんに話を聞いてきた。
◆きっかけは3年前、孫からの一言だった
「80を過ぎてから、こんなに面白い趣味が見つかるとは思ってなかったです」
そう話すのは、85歳のYouTuber・デン爺さん。動画投稿を始めるきっかけは3年前だった。
「当時ニュースを見ていて、小学生に聞いた将来なりたい職業のダントツ1位がYouTuberで。そんなに魅力のある仕事ならやってみようと思ったんです。
20代の孫に相談したら、『高齢者男性でやってる人いないし、挑戦してみよう!』と背中を押されたのも大きかったですね」
◆登録者は7万人、広告収入で月間数十万になることも
若年層の視聴者が多いと言われるYouTubeで、昭和の就職面接や飛び込み営業などをコント仕立てにした動画が話題に。登録者は7万人超えの人気ぶりだ。
「年金生活者としては、広告収入などで毎月数万~数十万円の小遣いが振り込まれるのはありがたいね。あと孫が一緒に動画の内容を考えてくれたり、編集のサポートもしてくれているんですよ。何よりそういうがりが一番嬉しいです」
◆退屈な老後にならないために大事なこととは
今は生きがいを見つけたデン爺さんだが、それまでは退屈な老後だったという。
「定年前は仕事の忙しさにかこつけて、無趣味のまま老後を迎えてしまった。定年後は、マンションの管理人をしながら何かやろうと思ってたけど動きだしが本当に遅い。今からでも興味を持っていることに少しでも触れておくといいですよ」
今後も、孫と二人三脚で動画投稿を継続していく。
「無理をせずにできる範囲でやりたいですね。なによりボケ防止になりますから」
【Youtuber デン爺さん】’37年生まれ。開設から3年目を迎えた動画チャンネル「Dangeraous爺ちゃんねる」では「年寄りの日常」などを発信する
取材・文/週刊SPA!編集部

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