【独自】猛スピードの逆走車“多発地帯” “あわや正面衝突”繰り返す

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岩手・盛岡市で目撃されたのは、ものすごいスピードで右側をかすめていく逆走車。
“逆走車”に遭ったドライバー「『えっ何?」って思って。『あ! 来る! 来る! 来る!』『ぶつかる! ぶつかる! ぶつかる!』って、もうそれだけでした」
20日午前8時前に現れた逆走車。実は以前にも、このドライバーは、同じ場所でヒヤリとする瞬間があったという。
ドライバーによると、年に5~6回逆走車に出会うほど、逆走多発地帯になっているという。
“逆走車”に遭ったドライバー「何度も(見たことが)ある、正直。最近でも5~6回はあります。結構、年配者が多いのかな。わたし結構遭遇しているというか、逆にパッシングされた」
なぜ盛岡市の市道で、繰り返し逆走車が目撃されているのだろうか。
実はこの市道、普段は片側2車線の道路だが、日曜日と祝日を除いた午前7時から午前9時の間は、一方が片側3車線、逆方向は1車線となる「リバーシブルレーン」が導入されている。そのため、朝の2時間だけ1車線となることで、車線を間違う車が多いのではないかという。
しかし、ドライバーは別の理由も指摘している。
“逆走車”に遭ったドライバー「本当に白線が薄いんです。右側車線を走っていると、『あれ? どこが中央線なのかな?』と思うときもある。あとは感覚ですよね、結局は」
白線部分に注目すると、確かに中央線が消えてしまって、見えづらくなっている。
そうした中、24日朝も逆走車の姿が。
真正面には、立ちふさがるように右折をしようとする車がいた。
“逆走車”に遭ったドライバー「事故に遭うと、お互いが損。標識とかをちゃんと見て走らないとダメだなとは思う」
渋滞問題解消のために導入された「リバーシブルレーン」。「逆走」という別の問題を引き起こしていた。

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