中央アルプスで13日、行方不明者の捜索に当たっていた長野県警ヘリが雪に埋もれるなどして倒れていた登山者2人を発見・収容し、死亡を確認した。
午前10時20分頃、宝剣岳西方の沢(標高約2300メートル)で、今月6日の捜索で発見し、雪崩の危険のため収容できずにいた男性を県警ヘリが収容。午前11時10分頃には、空木岳の池山尾根(同約2000メートル)で、男性が雪の上に倒れているのを県警ヘリが見つけた。それぞれ死亡が確認された。
中アでは3月、駒ヶ根市の千畳敷から別々に入山した男性2人の行方が分からなくなっており、県警が身元の確認を進めている。