「競馬や競輪などのギャンブルで遊ぶ金が欲しかった」 上司をだまして自分の口座に金を振り込ませた元社員を逮捕

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北海道・小樽警察署は14日、小樽市相生町の無職の男(47)を詐欺の疑いで逮捕しました。男は3月7日ごろ、当時経理担当として働いていた製缶会社「昭和製器」で、上司の男性をだまして自分の口座に現金120万円を振り込ませた疑いが持たれています。警察によりますと、男は上司がインターネットバンキングで複数の口座に振り込みを行う際に、振込先のリストに自分の個人口座を混ぜて、金をだまし取ったということです。

3月27日に会社から警察に「多額の金が横領されている」と相談があったことで逮捕に至りました。調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めていて、「競馬や競輪などのギャンブルで遊ぶ金が欲しかった」と話しているということです。親会社のホッカンホールディングスは4月11日に、男が2015年8月からおよそ8年半にわたり、会社の預金約3億5000万円を着服したと発表しています。警察は男に余罪があるとみて、捜査を進めています。

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