「運転40年超」の関電美浜原発3号機、高浜原発1~4号機 福井地裁が運転認める決定

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運転開始から40年を超える関西電力美浜原発と高浜原発について、福井県などの住民が運転停止を求めた仮処分で、福井地裁は29日、住民側の申し立てを退けました。
美浜原発3号機と高浜原発1号機~4号機について、福井県などの住民は、施設の老朽化などで地震対策が十分でないとして、運転の差し止めを求めていました。また元日に発生した能登半島地震を受け、建物の倒壊や道路の寸断で避難計画も不十分だと訴えていました。
一方、関西電力は、2つの原発の安全対策は、福島第1原発の事故後につくられた新規制基準に適合していて、安全性は十分に確保されていると主張していました。
美浜原発3号機は2021年に国内の原発では初めて、運転開始から40年を超えて再稼働し、高浜原発も1、2号機が去年再稼働しています。

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