「返信不要」と書かれたメール。そのマナーや受け止め方が議論を呼んでいる。
【映像】“返信不要”で教授に指摘された大学生
卒業論文の提出を控えたある大学生のエピソードだ。かつて同じゼミに所属していた社会人の先輩から、メールでアドバイスをもらっていた。
先輩のメールの末尾には「忙しいと思うから返信不要で」とあった。気を遣わせないための先輩の配慮だと思い、ありがたいと感じたという。そのため、彼も大学の教授とメールのやり取りをする際に、「返信はご無用です」と記載した。
喜ばれるかと思いきや、教授の反応は「返信するかどうかは受け取った側が決めること。その言い方は失礼だと思うよ」と、思わぬ指摘が。相手を思いやるつもりが裏目に出てしまった。このエピソードについて、街の人はどう感じるのだろうか。
「憤りを見せた教授はちょっと過剰反応かなと」(50代男性)
「目上の人に(返信不要と)伝えるのはよろしくないと思う。失礼。上から物申している感じ」(50代女性)
そもそも、メールでの「返信不要」はアリかナシか聞いてみた。
「ビジネスメールだったらナシかな。言って得することがない。『自分は返信を受け取りたくないです』みたいな印象を与えるんじゃないかな」(30代男性)
「長く続いていて無駄だなと思ったときに、『もうこれ以上は大丈夫です』と言うのは優しさの範疇かな」「僕たちの中ではむしろ気遣いで使うことがあるので、失礼になるという認識はなかった」(20代男女)
「私は日頃からメールのやりとりが多い仕事をやっているので、返事がないことによって『本当にそれ伝わってる?』と逆にこっちが不安になるときもあるので、自分から送ることは絶対にないかな」(20代女性)
社員の多くがZ世代である民間企業の社内アンケートでは、上司から「返信不要」というメールを受け取ることについて、ありがたいと感じる人が8割にのぼったという。
「メールは返信を考える時間が必要なので、それがなくなるのはありがたいと思う」(20代女性)
「返信が不要」になることで、ビジネスメールを作成する時間や手間がなくなるため、自分の仕事に集中できるという声もあった。また、アンケートを実施した会社はこう話す。
「企業さんによっては(返信不要という表現が)違うという方もいるのは事実なので、そこに対しては合わせていかないといけないとしっかり(社員に)説明している。お互い歩み寄るのが必要なんだと思っている」(株式会社デザイナー・泉澤恵一朗代表)
(『ABEMAヒルズ』より)