「3月11日に学習院大学で取得単位の発表があり、正式に愛子さまのご卒業が確定する予定です。下旬には就職などを報告するお一人での伊勢神宮参拝も決まり、新社会人へのご準備が着々と進んでいます」(宮内庁関係者)
【写真】これが愛子さまの「定番コーデ」ブラウスにゆったりとしたパンツスタイルで…
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天皇家の長女、愛子さま(22)がこの春に大学を卒業され、日本赤十字社に就職される。今後のご活躍に期待が集まる一方、密かに注目されているのが、プライベートでの装いだ。
「コロナ禍で大学生活のうち3年間はほぼオンライン授業。外出も少なかっただけに、成人後の私服姿は未だに貴重です。そのため春からの“通勤ファッション”も注目の的なのです」(皇室記者)
そんな愛子さまの「レア私服」を目撃してきたのが学習院大の学生たちだ。
友人の1人が語る。
「愛子さまの大学での定番スタイルは、一見スカートに見えるような、裾の広がったパンツにブラウス。上下ともゆったりとしたシルエットのものが多いです」
所属される文学部日本語日本文学科で、昨年4月から本格的な通学を開始された愛子さま。久々のご登校で報道陣の前に姿を見せた愛子さまは、この「定番」通り、花柄のブラウスにベージュのフレアパンツをお召しになっていた。
「服もバッグもブランドのロゴ入りのものはほとんどなく、『ブランド物は持っちゃいけないのかな』と噂になったほど。GUを着ていたこともある」(同前)
華美すぎず、庶民的な装いを着こなされる愛子さま。その哲学がいっそう発揮されたのが、昨夏のご静養である。
「ご一家が那須御用邸に向かう際、愛子さまはグリーンの小花柄のワンピースを着ておられた。国産ブランド『kay me』のもので、価格は約6万8000円。ネットの一部では『ちょっと高い』との声もあがりました」(前出・記者)
すると、9月に那須から帰京する際の愛子さまの洋服は、手ごろな価格で知られるユニクロのセカンドライン「GU」のプリーツワンピース(約2500円)に。
「『帰りはGUで』と、急きょ方針を変更されたようです。愛子さまは小学6年のとき、同じ那須ご静養で約4万円のグッチの子供用トートバッグを持ち、『まだ早い』『高すぎる』などと批判されたことがあった。それもあり、些細な声にも配慮し、国民に愛される存在であるようにとのお気持ちが、今のお召し物にも表れているのです」(前出・宮内庁関係者)
一方、愛子さまの学生生活は「定番スタイル」だけでは終わらない。
「昨年秋ごろ、愛子さまがジャージ姿で構内を歩いているのを何回か見かけて、思わず二度見してしまいました」(前出・友人)
愛子さまとジャージ。意外な組み合わせだが、父である天皇は2月、64歳の誕生日会見で、コロナ明けの愛子さまの学生生活について「(友達と)一緒に運動ができたりしたことなどが、かけがえのない経験として印象に残っているようです」と述べておられる。
「本来、体育の必修授業は1年生で終わる。でもオンラインだったので、物足りずにまた体育の授業を履修なさったのかもしれません(笑)」(前出・友人)
春色の“愛されコーデ”が待ち遠しい。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年3月14日号)