「演技の練習をしよう…」映画監督の男が俳優女性に性的暴行容疑で再逮捕 自宅から動画も押収…黙秘も余罪追及へ

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俳優志望の女性に性的暴行を加えた疑いで逮捕された映画監督の男について、警視庁は、別の俳優の女性にも性的暴行した疑いで11日再逮捕した。
映画監督の榊英雄容疑者(53)は2015年、東京・港区の事務所で、演技指導と称して20代(当時)の女性に性的暴行をした疑いが持たれている。
警視庁によると、榊容疑者は「映画の打ち合わせ」として出演が決まっていた俳優の女性を事務所に呼び出し、ほかのスタッフが帰った後、「初めての映画出演は不安だろうから演技の練習をしよう」と女性を引き留め、犯行に及んだという。
榊容疑者の自宅からは、犯行の様子を撮影した動画が押収されていた。
女性は、事件直後に被害を訴え出ることが出来なかった理由について、「抵抗するとダメな女優だと思われるから、拒絶出来なかった。女優をめざす自分が監督を訴えたら、映画の世界でどんな報復があるかわからず、女優として未来がなくなると思った」と話しているという。
榊容疑者は調べに対し、黙秘している。
榊容疑者は、俳優志望の別の女性にも性的暴行を加えた疑いで2月に逮捕されていて、警視庁はさらに余罪を調べている。

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