黒部ダム観光の新たな“目玉”に何が 開業延期の可能性が浮上 能登半島地震の影響で黒部峡谷トロッコ電車が被害 富山

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2024年、富山県の黒部ダムで新たな観光ルートの開業が予定されていたが、県は5日、開業延期の可能性も視野に準備を進めていることを明らかにした。能登半島地震の影響で、人気の黒部峡谷トロッコ電車が被害を受けたためとしている。
放水で日本一の高さを誇る、富山の人気観光地「黒部ダム」。
2024年、新たな観光の目玉が登場する。
これまで資材搬入に使われ、一般の人が入ることができなかった「黒部宇奈月キャニオンルート」。
全長18kmにわたるトンネルは、傾斜34度の急斜面を走る昇降式の鉄道「インクライン」など見所満載だ。
6月30日から、旅行に申し込んだ人に向けて、一般開放されることが決まっていた。
しかし5日、富山県は開業延期の可能性も視野に準備を進めていることを明らかにした。
その理由は何だったのか。
折れた枕木や、ゆがんだ鉄橋。人気の黒部峡谷トロッコ電車が、能登半島地震による落石で被害を受けていた。
新たなルートは、鉄道の終点と黒部ダムを結んでいる。そのため県は、鉄道の全線開通時期が示されれば、開業などの時期について情報を提供したいとしている。(「イット!」 3月6日放送より)

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