日本郵便グループのドライバー、アルコール検査で身代わりの不正…カメラ死角から呼気吹き込み

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日本郵便グループの物流会社「JPロジスティクス」三木小野支店(兵庫県小野市)のドライバーら社員6人が、業務前のアルコール検査を別の社員に身代わりで受けさせていたことがわかった。
不正は1~2年前から複数回行われており、同社は今年1~2月、身代わりの4人を含めた計10人を14日間の出勤停止の懲戒処分とした。
同社によると、呼気を吹き込む検査機器には、身代わりを防ぐカメラが付いていたが、別の社員が映らない角度からチューブを差し込んで息を吹き込んでいた。社員らは「前日の飲酒の影響が心配だった」と説明したといい、同社は「再発防止策を講じ、意識改革に取り組む」としている。

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