男3人に懲役8年など求刑=青森ドラム缶遺体―名古屋地裁

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青森県弘前市で2022年8月、ドラム缶の中からコンクリート詰めにされた男性の遺体が見つかった事件で、傷害致死罪に問われた男3人の裁判員裁判の公判が8日、名古屋地裁(平城文啓裁判長)であった。
検察側は横井秀哉被告(49)に懲役8年、小枝浩志(64)、奥村博(50)両被告に懲役7年を求刑した。
弁護側はいずれも無罪を主張して結審した。判決は3月22日。勝田茂被告(53)の公判は分離されている。
検察側は論告で、勝田被告ら4人が共謀し、愛知県小牧市の内装業平塚崇さん=当時(26)=を殴るなどして死亡させたと指摘。「集団による一方的かつ執拗(しつよう)なリンチで悪質だ」と主張した。
弁護側は、起訴状で示された日には暴行していないなどと反論した。
起訴状などによると、4人は共謀し、15年2月6日ごろ、津市またはその周辺で、平塚さんを暴行。同8日ごろ、同居していた勝田被告宅で死亡させたとされる。遺体はドラム缶に詰められ、弘前市の資材置き場で発見された。

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