県職員2人、後輩男性がミスすると「罰金箱」に金入れるよう指示…総額15万円に

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長崎県は13日、同じ職場の後輩にパワーハラスメントなどをしたとして、水産部の男性職員(52)を停職3か月、別の男性職員(47)を停職2か月の懲戒処分とし、いずれも係長級から一般へ降任する分限処分を行った。
発表によると、3人は一定期間宿泊を共にする職場で、先輩2人は2018年秋頃から22年1月にかけ、後輩の男性職員(20歳代)がミスした際に罰金箱に現金を入れるよう指示するなどした。罰金は総額約15万円に上るが、すべて本人が回収し、実際の被害はなかった。また、日常的に強い口調で「バカ」「アホ」などと言った。1人は小突いたり蹴ったりする暴力行為を繰り返したという。
処分を受けた2人は「指導や冗談のつもりだった。深く反省している」などと話しているという。

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