【緊迫】川崎駅近くの交差点で車が暴走し衝突 運転手は逃走…追いかける人物も 目撃者「ポールなければひかれてた」

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3月2日、午後5時ごろのJR川崎駅近くの交差点で起こった緊迫の様子をドライブレコーダーが捉えていました。横断歩道がある広い交差点で、画面の正面奥から猛スピードで走ってきて、音を立てながら左折する白い車。
ブレーキをかけた直後、画面から消え、何かに激しく衝突した音が聞こえます。
衝突音「ガシャーン」
ドラレコの提供者:怖い。あっ。なんで。怖い怖い怖い。えっ何?
衝突音が聞こえてから、約25秒後。
「プププププ」紫色の軽トラックがクラクションを鳴らし、強引に車線を変えて、白い車の後を追ってやってきます。
よくみると、横断歩道を縦断しているようにも見えます。
ドラレコの提供者:(運転手が)なんかすごい焦ってない?やばいやばい、逃げてるよ。えっ、なに。怖い怖い。
この時、何が起きていたのでしょうか?この直後に撮影されたとみられる別の映像に映っていました。
猛スピードで左折した白い車。衝突音の正体は、ポールにぶつかった音でした。停止した白い車。衝突した影響か、ワイパーが動いています。
そして、運転していた男は、上着と荷物を手に取り、その場から逃走。
紫色の軽トラックの運転者:おい。こら。何やってんだよ。
クラクションを鳴らしていた紫の軽トラックから男性が出てきて、怒号を上げながら、男の後を追っていました。
現場に居合わせた人:女性の本当キャーっていう叫び声。車がこう歩行者側に向かってきて、(ポールに)ぶつかって。たぶん、それでびっくりしてキャー、と叫んで、走って逃げて歩行者も避けるというか逃げるというかそんな感じでしたね。
白い車を運転していたのは、職業、住所不詳の19歳の男。逃走直後、警察によって、無免許運転の現行犯で逮捕されました。
警察によると、2台の車は、衝突現場から約300m離れた地点で接触。白い車が、紫の軽トラックの前に割り込み、バックしてぶつけ、逃げたとみられます。
その後、路上で取り締まりを行っていた警察官から停止を命じられますが、それも無視し、逃走を続け、ポールに衝突していました。
事故が起きた2日の夕方午後5時ごろ現場には、多くの歩行者がいたといいます。
めざまし8は、目の前で事故に遭遇したという人を取材。いかに危険な状況だったかが分かりました。
事故に遭遇した人:ちょうどポール、そのぶつかるポールの目の前に立ってたんで、そのポールがなかったら、多分間違いなく自分、ひかれていたんで。
ポールがなかったら車にひかれていたと話します。
今も横断歩道には、カーブするようにタイヤの後が残っています。
人通りの多い駅近くの横断歩道に突っ込んだ車。今回の事故で、けが人はいなかったということです。(めざまし8 3月5日放送)

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