【速報】会見中に涙も…99のセクハラ認定の町長が5月末までの辞職表明「セクハラありきの調査」と反発

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2023年5月、週刊文春に女性職員に対するセクハラ疑惑を報じられ、第三者委員会の調査で実に99ものセクハラが認定された、岐阜県岐南町の小島英雄町長(74)が28日会見し、調査について「中立的ではない」「偏見がある」と批判した上で、5月末までに辞めると表明した。
小島町長は第三者委員会の調査報告書で、尻を触ったり背後から抱きつく、「俺の足はきれいや」と言いながら足を見せつけるなどのセクハラ行為以外に「出産はまだか」などのセクハラ発言、さらには女性職員に「いつでも辞めさせることができる」などと脅すような発言もあったと認定され、「町長の職を即時に辞して頂く以外の選択肢はない」と指摘されていた。
小島町長はきょう28日の会見で、「今回の調査委員会の報告書は一言で言えば中立性に欠けてと思います。状況等も中立的ではない。私見ですが偏見があると思います。もう少し丁寧な説明が調査があって良いのでは無いかと思います」「一方的に書いてある。はじめからセクハラありきでやっている調査報告だと思っています。ちょっと違和感がありました。」と述べ、強く反発した。
記者から進退について問われると、「大変騒がせてしまった事については申し訳なく思っておりますので、辞めるという方向でおります」と辞意を表明した。
辞任する時期については、「自分のなかでは今すぐでも辞めたいのですが、これだと報道に対して認めた事になる。もう少し期間をもって5月末までには辞めたいと思っています。それ以上早くなる場合もあります」と述べた。5月末とした理由については、「予算審議を見極めたい」と説明した。
一方、不快に感じた女性職員については、「謝罪しなければいけないと思います。本当に申し訳なかったと思います」と述べた。
会見で親族などの反応について聞かれた際には、声を震わせてハンカチで目元を拭い、兄に「何をやっているんだと怒られた」と話し、「立つ鳥跡を濁さずという感じでやっていきます」と述べた。

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