派遣型風俗店に勤務・スカート内盗撮…大阪府警の「処分者」250人、不倫も目立つ

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大阪府警の昨年1年間の懲戒処分と内部処分を合わせた処分者は250人(前年比50人増)で、過去2番目に多かったことが、読売新聞の情報公開請求でわかった。
パワハラとセクハラを巡る処分者は93人で前年の56人から大幅に増えた。府警は「相談体制が整い、被害者が声を上げやすくなってきた」としている。
府警によると、懲戒処分(19人)の内訳は、免職と停職が各3人、減給10人、戒告3人。複数の女性のスカート内を盗撮したとして、府迷惑防止条例違反容疑で書類送検された男性警部補(46)や、女性向け派遣型風俗店に勤務して約240万円の報酬を得た男性巡査(27)がいた。2人とも依願退職した。
内部処分(231人)の内訳は、訓戒35人、注意196人。パワハラやセクハラのほか、不倫が目立った。警察署勤務の男性警部補(53)は、2014年の噴火で63人の死者・行方不明者が出た御嶽(おんたけ)山(長野・岐阜県境)の立ち入り禁止区域に許可なく侵入。災害対策基本法違反で罰金10万円の略式命令を受け、本部長注意の処分を受けた。

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