「施術の邪魔」と服を脱がして…無抵抗の女性客にわいせつ行為のニセマッサージ師 悪質すぎる犯行手口

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これまでどれだけの女性客が、ニセマッサージ師の被害に遭ったのだろうか――。
2月1日、施術と称し女性客にわいせつな行為をしたとして、奈良市のリラクゼーションサロン『フェルマータ』の経営者、荒島裕司容疑者(45)が不同意性交の疑いで奈良県警奈良署に再逮捕された。
「荒島容疑者は昨年8月、オイルマッサージの施術中だった30代の女性客の陰部に指を入れるなど、わいせつな行為をした疑いが持たれています。荒島容疑者は先月10日に別の20代の女性客の胸を触ったとして不同意わいせつの疑いで逮捕されていましたが、その際はあくまでも施術の一環と主張して容疑を否定。しかし今回、再逮捕後の取り調べで『体を触っている途中にムラムラしたのでわいせつな行為をしてしまった。これまで何度も同様の行為をしている』などと供述し、容疑を認めました」(全国紙社会部記者)
性犯罪の温床となっていた「フェルマータ」は’05年に設立。店では荒島容疑者と女性スタッフの二人が、整体やボディケア、足ツボ、腸揉み、アロママッサージなどを行っていた。しかし――。
「荒島容疑者は整形外科のリハビリやスポーツトレーナーの経験があり、整体に関する知識はありましたが、マッサージ師の資格は持っていなかった。にもかかわらず、整体コースを受けている女性客に好みのタイプがいると、『整体の後にマッサージをすると効果が高まりますよ』とオイルマッサージを勧めていた。店のHPには《男性スタッフと女性スタッフがおりますので、ご希望があればお知らせ下さい》と記されていたが、荒島容疑者は女性スタッフの不在時を狙って予約を入れて犯行に及んでいました」(捜査関係者)
女性客がマッサージを承諾すると、上半身はタオル地のチューブトップに、下半身はショートパンツを用意して女性客を店内で着替えさせていた。
「荒島容疑者は素手でオイルを女性の全身に塗りながら、徐々に際どいところまで手を伸ばしていた。犯行の最中に女性客の様子をうかがい、女性が何も言わなかったり、抵抗したりする素振りを見せないとさらにエスカレート。女性のリンパや脇下にオイルを垂らしながら、『施術の邪魔になるので』といってチューブトップの片方を下にずらし、隠そうとしなければもう片方も下げ、あらわになった両乳首や乳房を撫でるなどしていた。
さらに荒島容疑者は、『鼠径部をマッサージします』と言って股の付け根部分を刺激し、女性客が嫌がらなければ短パンと下着を一気にずり下ろして陰部を露出させ、指で触ったりもしていたんです」(前出・捜査関係者)
少しでも抵抗するようなそぶりを見せる女性客には犯行に及ばない一方で、無抵抗の女性客には思う存分わいせつな行為に及んでいたとされる荒島容疑者。地域密着型のマッサージ店で行われていたのは、密室に閉じ込められた女性の恐怖心につけ込む悪質すぎる“施術”だった。

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