【危険】「氷の上に乗ってみたかった」凍った湖面に侵入の“迷惑”観光客次々に…落下すれば命の危険 奥日光湯元温泉

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週末の3連休で多くの観光地が大にぎわいとなった一方で、迷惑行為が相次ぐスポットがあった。
多くの外国人観光客らが訪れている栃木県日光市の奥日光湯元温泉。
観光客のお目当ては、雪に覆われ白銀の世界となった湯ノ湖だ。
秋には水面に紅葉が映る美しい絶景スポットだが、冬には湖面に氷が張り、この時期だけの幻想的な世界が広がる。
茨城県から来た観光客は、「目的は孫のソリ遊び」と話す。また別の観光客は、「すごくいいですね。今日は天気が良くて超最高」と上機嫌だ。
しかし凍りついた湖面の上に積もった雪には、たくさんの“足跡”があった。これが迷惑行為のあとだ。一部の観光客が、写真撮影のために、立ち入り禁止のロープを乗り越えて、凍った湖に侵入しているのだ。カメラはその瞬間を捉えた。
鈴木来弥ディレクター:「あちらの人はロープの向こう側へ進んでいきます」「どんどん奥まで進んで行きますね」「後ろにいる人たちは止めようともせず写真撮影をしています」
氷の上で、笑いながらふざけて写真を撮る外国人らの4人組の姿も見られた。
もし氷が割れ、冷え切った湖に落下すれば命にも関わる大変危険な行為だ。
取材班がこのグループを直撃すると耳を疑う答えが返ってきた。
湖に侵入した観光客のグループ:「氷の上に乗ってみたかったから」「危ないと思ったんですけど(笑)」「たぶん自分が一番体重が重くて自分が大丈夫だったらみんな大丈夫だなと思ったので」
凍った湖に侵入した観光客:「人の足あとがついているから大丈夫なんだとそれで・・・」
地元の組合が湖に入る観光客に声をかけるなどして注意喚起をしているが、迷惑行為はあとを絶たないとういう。(「イット!」 2月12日放送より)

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