リニア 国交省“新提案”に川勝知事「おー」と評価 「第三者委員会」設立の方針

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リニア中央新幹線の工事を巡って、JR東海と静岡県との間で膠着(こうちゃく)状態が続いています。こうしたなか、国土交通省の幹部が7日、静岡県の川勝平太知事と面会しました。進展はあったのでしょうか。

■川勝知事「お~」事態打開へ…国交省が新提案

開業が2027年から「2027年以降」へ変更されたリニア中央新幹線。静岡県は環境への影響を懸念していて、JR東海の対策が不十分だとして難色を示し、静岡工区の着工に見通しが立っていません。

膠着状態が続くなか、事態の打開に向け、国土交通省鉄道局・村田茂樹局長が静岡県の川勝平太知事と7日に面会し、新たな提案を示しました。

村田局長

「新たな体制を準備しています」

川勝知事

「新しい体制を立ち上げると。たいへん興味深い話で、このあたりを少し聞きたい」

川勝知事が思わず「おー」と声をあげた国交省の新たな提案。一体、どんな内容なのでしょうか。

■静岡県懸念も…国交省「第三者委員会」設立へ

リニア中央新幹線の静岡工区着工のめどが立たないなか、事態の打開に向け、国土交通省の鉄道局長が7日、静岡県の川勝知事と面会しました。

村田局長

「水資源の問題、環境保全の両分野について、総合的な視点で継続的に確認する新たな体制を準備しています」

川勝知事

「おーっ。新しい体制を立ち上げると、大変興味深い話で、この辺りを少し聞きたい」

国交省は、静岡県が懸念している水資源と生態系の保全をモニタリングする第三者委員会を設立する方針を示したのです。

リニア中央新幹線を巡っては去年12月、環境の保全に関する国の有識者会議が最終報告書を取りまとめました。

これに対し、川勝知事は課題が残ったままだと指摘しました。

川勝知事

「有識者会議では、残念ながら十分に議論されずに、解決されないまま報告書を取りまとめられた」

さらに、県が懸念する水資源や生物多様性の保全など47項目について、国の有識者会議の座長は「議論すべき論点が残されているとは認識していない」と発言していましたが、県は「解決すべき課題が30項目残っている」と主張しています。

7日に行われた面会は当初予定していた30分を大幅に超え、1時間以上に。面会を終えた川勝知事は、次のように述べました。

川勝知事

「国家的事業だということで、国交省も関与していると村田局長はビシッと言われました。さすが鉄道局。ついに本格的に乗り出されたかな。工事のモニタリングですから、これは進展させないといけないでしょう」

(「グッド!モーニング」2024年2月8日放送分より)

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