「ダイヤが組めない状態」 地方鉄道70事業者で運転士不足 国土交通省

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地方鉄道140事業者のうち、半数の70事業者で運転士が不足していることが国土交通省の調査でわかり、大手を含む172事業者による緊急会議が2日開かれました。
【映像】地方鉄道70事業者で運転士不足
「地方部においては、運転手の不足によるダイヤが組めない状態というのが散見されるようになってまいりました」(国交省 岸谷克己技術審議官)
国土交通省は2023年10月、大手を含む全国172の鉄道事業者を対象に運転士の過不足の状況を調べました。その結果、地方鉄道140事業者のうち半数の70事業者が「不足あり」で、43事業者が「余裕あり」でした。また、JRなどの大手を含む32事業者のうち、7事業者が「不足あり」と回答しました。
国交省は運転士不足の解消に向け、国家資格である鉄道の運転士の免許取得を4月以降、18歳からに引き下げるなどの検討を進めています。(ANNニュース)

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