佳子さま お下がり愛用でご倹約の日々…背景にマンション高騰で「結婚一時金1.5億円」への不安か

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「(このバラの)名前は?」
佳子さまはブライダル用に開発された紫のバラの香りをかぐと、そうお聞きになった。1月26日、秋篠宮ご夫妻と佳子さまが、東京・池袋で「関東東海花の展覧会」を鑑賞された。
「1月6日にご体調不良が発表された紀子さまですが、いまだに全快とは言い難いご体調のようです。しかし、『関東東海花の展覧会』には、お三方がおそろいでお出ましになることができてよかったです」(皇室担当記者)
1年を通じて、多くのご公務にお出ましになっている秋篠宮ご一家。最近は佳子さまのお召し物に“お下がり”が多いことにも注目が集まっている。ある宮内庁関係者はこう語る。
「1月11日の『講書始の儀』で佳子さまがお召しになっていたブルーのドレスは、紀子さま、そして眞子さんも着用していたものです。また昨年12月に『第6回みどりの「わ」交流のつどい』に臨席された際のワンピースは、眞子さんが’17年のブータン訪問で着ていたものです。
こうした佳子さまの“お下がりご愛用”については、“姉との絆を示すため”とか“物価高に苦しむ国民のために節約されている”といった意見が多いですが、『実利的な意味合いもあるのではないか』と指摘する宮内庁職員もいるのです。つまり節約した被服費の一部が、佳子さまのお手元にプールされている可能性もあるのではないか、という意見です」
秋篠宮家の令和5年度の皇族費は四方で年間約1億2千万円だった。
「内訳は秋篠宮さまが9150万円、紀子さまが約1525万円、佳子さまが915万円、悠仁さまが305万円。秋篠宮さま分の皇族費は以前は3050万円でしたが、’20年に皇嗣になられたことで3倍になったのです。
皇族費は『皇族としての品位保持』のため、国から各宮家に支出される費用です。食費や被服費、学費、私的に雇う職員の人件費など、おもに生活に必要な経費に充てられることになっています。御手元金として使い方は自由で、余っても返還する必要はありません」(前出・皇室担当記者)
佳子さま分は915万円だが、それぞれの方の口座に支払われるわけではない。元宮内庁職員で皇室解説者の山下晋司さんによれば、
「皇族費はご一家の総額が宮家に一括で振り込まれますが、法律の規定で所得税はかかりません。いっぽう佳子内親王殿下が全日本ろうあ連盟から受け取る報酬は、個人の収入となり、所得税などは一般国民と同じ扱いです」
もちろん皇族費から佳子さまのお手に渡る分もあるという。
「被服費などご公務に必要な経費のほかにも、ダンスなどの趣味や買い物などに使われる“お小遣い”が渡されます。お小遣いの金額は明らかにされませんが、ある程度推測することは可能です。
結婚の際、眞子さんはおよそ1億5千万円もの一時金を辞退し、渡米しました。当時は小室さんの収入も少なく、眞子さんの貯蓄が頼りだったと報じられています。
その金額は諸説ありますが、2千万円だったとしても、5年半勤めた東大博物館研究員としての給与は年間100万円ほどと報じられていますので、残りの1500万円ほどは“お小遣い”を貯めたものとなります。貯めるために10年かかったとすると年間150万円、月12万円ほどずつ蓄えていたと思われます」(前出・宮内庁関係者)
■もはや清子さんと同等の物件は買えず
佳子さまが’21年から勤務されている全日本ろうあ連盟の初任給は約19万円だが、佳子さまは非常勤嘱託職員で週3日ほどのご勤務と発表されている。
「佳子さまもご結婚による皇室脱出を目指されているそうです。お姉さま同様の給与水準とされている全日本ろうあ連盟の約3年分のお給料やお小遣いも、結婚資金として“へそくり”されており、眞子さんほどのペースではなかったとしても、その額は少なくとも1千万円を超えていると思われます。
しかしかつての内親王のご結婚とは状況が異なり、お給料やお小遣いを貯めた結婚資金と結婚一時金として支給される1億5千万円だけでは、心もとなくなっています」(前出・宮内庁関係者)
内親王のご結婚として“お手本”となるのが黒田清子さんのケースだろう。
「清子さんは結婚後にセキュリティも堅牢な、1億2千万円のマンションを新居に選びました。頭金の8千万円を清子さんが負担しましたが、一時金1億5千万円の半分程度で済んだのです。
しかし現在、東京都内の新築マンションの価格は高騰を続けており、平均価格はついに1億円を超えたと報じられています。昨年12月、清子さんが住むマンションの下層階にある同じぐらいの部屋が約2億8万円で販売されていました。清子さんと同レベルの物件を購入するためには少なくとも2億円以上が必要となり、結婚一時金だけでは足りません。
もちろんお相手の経済力にもよりますが、佳子さまが新居購入費用の半額を負担されるとするなら、結婚一時金の3分の2以上を費やすことになります。佳子さまが被服費を削ってまで節約を励行され、多くの貯蓄をされているのも、“結婚後の生活への不安”の表れなのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)
甘い香りがしたであろうブライダル用のバラ。しかし佳子さまはシビアな目で、ご結婚を見据えていらっしゃるようだ。

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