知人ら語る人物像 潜伏生活とは程遠い生活が…桐島聡容疑者を名乗る男 入院先で死亡

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1970年代に起きた連続企業爆破事件を巡り、指名手配された桐島聡容疑者を名乗る男が、29日に入院先で死亡した。およそ50年にわたる潜伏生活。しかし、逮捕から逃れる潜伏とは程遠い生活ぶりが明らかになってきた。

■「内田洋」と名乗り…知人ら語る人物像

常連のバーの店員

「25年間にわたり、週1回くらいで通っていた」

行きつけのバーで撮影された、桐島容疑者を名乗る男の写真。男は25年にわたり週1回ほど店に通い、みんなから愛される存在だったという。

桐島容疑者を名乗る男

「(携帯は)いらない。テレパシーでどうにかなる」

このように携帯電話を持っていないことについて、バーで冗談交じりに話していたという。

当時、「内田洋」という名前を使っていたという。

桐島容疑者を名乗る男が通っていた飲食店店主

「通り名、通称『うっちー』だったので。うちのスタッフが聞いた話で、30歳くらいの女性に交際のアプローチをされたんだけど、『自分は幸せにできるタイプじゃないから』ということで、断ったという話は一度だけ聞いたことがあります」

■「誰からも支援受けず」後悔か問われ…

しかし、桐島容疑者を名乗る男の自宅周辺では、過去に警察沙汰になるトラブルを起こしていたことも新たに分かった。

桐島容疑者と名乗る男の知人(80)

「もう10年以上、経つだろうな。酔っぱらって帰ってきて、ラジオギャンギャンかけるから。自分で下手なギター弾いていたよ。下手なギターを。歌も歌うんだもん。オレ夜中の12時ごろ起きて、怒鳴りつけたんだ」

桐島容疑者と名乗る男と、騒音トラブルになったと話す男性。その時、警察の接触があったという。

桐島容疑者と名乗る男の知人

「本人に言っても分からないから、警察に電話して。それで来たんだから、警察が」

「(Q.警察が当時、接触していた?)そうだよ。警察だって分からないだろ、たぶん。顔がまるっきり違うもの」

逃亡中は誰の支援も受けていなかったと話した桐島容疑者と名乗る男。捜査員からの問いかけに対しては…。

捜査員

「後悔しているのか?」

桐島容疑者を名乗る男

「はい」

いまだ特定されていない男の身元。警察はDNA型鑑定などで身元の特定を急いでいる。

(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年1月31日放送分より)

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