辛坊治郎氏 裏金問題で議員は「悪いと思ってない」検察は「OB総がかりでアリバイ作り」

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キャスターの辛坊治郎氏が27日放送の「今田耕司のネタバレMTG」(読売テレビ)に出演した。
番組では、政治資金パーティーをめぐる裏金問題について取り上げた。衆院議員の池田佳隆容疑者が政治資金規正法違反の疑いで逮捕されたが、一方で安倍派幹部7人は立件見送りとなった。
辛抱氏は「逮捕された池田議員を含めて、キックバックされた議員全員、本音のところで全く悪いことをしたと思っていません。何十年もやってきたのに『なんで今さら摘発するんだ』という感じです」と断言。 検察についても「どこまで本気か分からない。1人とにかく逮捕者を出さないと自分たちが責められるから『とりあえず1人逮捕出したでしょ』というアリバイ作りで池田さんは(逮捕された)。多分取り調べの時、態度悪かったんだと思いますよ。生贄になった感じですね」と分析した。
今後について「検察の捜査として後何人か在宅起訴か略式起訴で終わり。その先に検察審査会で、これは、もしかすると起訴者が出る可能性が1人か2人あると思います」と予想した。
続けて「今、検察OBがやたらとテレビに出て来て『これは最終的に証拠が揃わなかったから幹部に行かなかった』みたいなことを言い始めてる。次、検察審査会に行った時に『検察はちゃんと取り調べたけれども、起訴できなかったです』というのをOB総がかりでアリバイ作りです」と解説した。

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