福男・一番福の眞望巳さん 能登半島地震被災者へ「走ってる姿を見て元気づけられたら」

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福を求めて参拝一番乗りを目指す新春の風物詩「開門神事福男選び」が10日早朝、商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社・西宮神社(兵庫県西宮市)で行われた。
一番福をつかみ取ったのは尼崎市の谷望巳さん(19=追手門学院大学1年)。二番福には鳥取市の山下慎之介さん(23=公務員)、三番福には地元・西宮市の多田龍平さん(23=神戸大学4年)が選ばれた。
「十日えびす」に合わせて行われる開門神事福男選びには毎年、参拝一番乗りを目指して5000人以上が集まってきた。2021年から神事恒例の走り参りは2年連続で中止となっており、23年は人数を減らし、福男による鏡開きを実施しないなどの対策を講じていたが、今回はコロナ禍前と変わらぬ開催となった。
開門時間である午前6時の気温は3度と真冬の冷え込みとなった中、スタート地点の表大門から約230メートル先の本殿に真っ先に飛び込んだのは谷さんだった。陸上部で培った脚力を生かし、文句のつけようのない福男っぷりだった。
初めての挑戦で福男になった谷さんは「今年一年みんなを楽しませてあげられるような福男になりたい。将来は陸上を続けたい」と夢を語った。
谷さんは、能登半島地震への思いも語った。「走ってる姿を見て元気づけられたらなと思います」と神妙な面持ちで答えた。
十日えびすは11日まで開催される。

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