ガンプラ廃材活用し小型ロケット 神奈川大が打ち上げ

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神奈川大と同大宇宙ロケット部が打ち上げた小型ロケット=8日午前、秋田県能代市
神奈川大と同大宇宙ロケット部は8日、秋田県能代市で小型ロケットを打ち上げた。昨年、固体燃料を液体の酸化剤で燃やすハイブリッドロケットとして、国内最高高度の10.1キロを記録。今年は人気アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル(ガンプラ)の組み立て時に出る廃材による燃料を使った。
神奈川大航空宇宙構造研究室の高野敦教授(48)によると、機体を捜索中で正確な高度は不明だが、昨年の記録を超えられなかったとみている。風が強く発射時の角度を低くしたためという。高野教授は「残念だが、廃材を使ったロケットに関心をもってもらい、リサイクルにつながれば良いと思う」と話した。

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