滋賀県内に住む女性が宇宙ステーションに勤める外国人男性を名乗る人物とSNS上で知り合い「地球に戻るロケット費用」などの名目で、およそ440万円をだまし取られていたことが分かりました。
警察によりますと、東近江市に住む女性（65）は今年6月、インスタグラムを通じて国際宇宙ステーションに勤務している外国籍の男性だと名乗る人物と知り合いました。
その後、別のメッセージアプリでやりとりを続けるなかで「日本に着いたら結婚してくれませんか」「愛している」などと交際を持ちかけるメッセージが届きました。
さらに、メールで地球に戻るためのロケット費用や日本への着陸料などの名目で金を要求されるようになり、女性は指定された口座に現金合わせて440万円を振り込み、だまし取られたということです。
その後も多額の金を要求してくることを不審に思った女性が消費者センターに相談し、警察に被害届を提出して発覚しました。