看守から口中に消毒スプレー、受刑者「顔も汚いと言われた」「物のように扱うのは許せない」

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受刑者の口の中に消毒用スプレーを噴霧したなどとして、加古川刑務所(兵庫県加古川市)の男性看守が書類送検された事件で、被害を受けた元受刑者の男性(32)が25日、神戸市内で記者会見を開き、「(かけられた際に看守から)顔も汚いからきれいにしたろと言われた」と述べた。
会見で男性は、「刑務所で更生しようと頑張っている人を物のように扱うのは許せない。指導や言葉遣いを変えてほしい」と訴えた。 看守は昨年5月16日、刑務所内で受刑者に口を開けるように指示。手指消毒用のスプレーを1回噴霧するなどした疑いがあるとして、同刑務所が特別公務員暴行陵虐容疑で地検姫路支部に書類送検している。

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