女性の45%が痴漢被害を経験、場所は「電車内」8割…東京都が1都3県でアンケート

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女性の45%、男性の9%が痴漢に遭った経験がある――。
東京都は25日、東京、千葉、神奈川、埼玉の1都3県の16~69歳計8284人を対象に実施した痴漢被害に関するアンケート結果を公表した。
アンケートは今年8月にインターネットで行った。過去の痴漢被害を尋ねた質問では、女性は4750人のうち2156人、男性は3474人のうち298人が、「ある」と回答した。被害場所は「電車内」が8割以上で、痴漢を目撃したことがある人は約1割いた。
また、電車内で被害経験がある16~39歳計2010人に状況を尋ねたところ、「衣服越しに体を触られた」が最多の63・6%に上った。時期は「高校生」が36・5%と最多で、「小学生」から「大学生・大学院生」までが全体の76・1%を占めた。
被害を受けた際の対応は、「我慢した・何もできなかった」が40・7%に上り、2番目に多かった「逃げた・移動した」の20・8%を大きく上回った。
一方、周囲の人が声がけなどで助けてくれた場合は、被害の9割超が止まった。軽装になる夏や朝の通勤・通学の時間帯が被害に遭いやすく、1人で乗車しているケースが狙われるという。

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