ひろゆき氏 河野デジタル相に直球質問「今回の事件で政治家に逮捕者が出る気がしますか?僕は…」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

実業家の西村博之(ひろゆき)氏(47)が22日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)にMCとしてリモート生出演し、自民党派閥の政治資金パーティー収入不記載を巡る一連の問題について、河野太郎デジタル相(60)を問い詰める場面があった。
安倍派(清和政策研究会)など党の5派閥が、パーティー券収入を過少記載したとして政治資金規正法違反容疑で刑事告発された。東京地検特捜部は、松野博一前官房長官、高木毅国対委員長、世耕弘成前参院幹事長、萩生田光一前政調会長に任意の事情聴取を要請している。
ひろゆき氏は「法務大臣が金をばらまいたり、裏金欲しいよねという人たちが、弱い人たちが群れを作る結果が派閥じゃないですか?派閥に入らなくても大丈夫な方が言っても、自民党は変わらないと思う」と、過去の自民党の公選法違反事件や、河野氏の盤石な選挙地盤を皮肉った。これに対し河野氏は「自分のパーティ券を買ってと言っても、誰?となっちゃうけど、派閥で“安倍派です”、“麻生派です”と言うと、行く人がいる」と、看板としての派閥の存在意義を説明。「ノルマを超えた分は取っていいよというのが、派閥が互助会のような役割を果たしていた。それはそれで、記載すれば何の問題もない。それをやらなかったところが問題なので」と付け加えた。
ひろゆき氏は「裏金が必要と思ってる政治家が多いから、最大派閥である安倍派が“これ書かなくていから”という配り方をしたと思う。表の金だけで選挙に勝てるんですか?」と、さらなる質問を投げかけた。河野氏は「裏にする必要は何もなくて、表で使えるわけで、何で裏にしなきゃいけないのかは正直、よく分からないし、検察が調べているんだと思う。ルールにのっとってやれば、いくら集めていくら使っても、報告する限りにおいては問題ありませんとなってます」と、あくまで性善説の考えに終始。ひろゆき氏も苦笑いしていた。
ひろゆき氏は「これバレたら政治家できなくなるとなったら、やらなかったと思う。そういう意味で言うと、バレても大丈夫じゃね?というので、今まで通りやっていたと思う」と、政界の緩んだ空気を批判。その上で、「河野さん、今回の事件で政治家に逮捕者が出る気しますか?僕は出ない気がする。誰も逮捕されずに終わるんじゃないかなと」と、核心を突いた質問が飛んだ。しかし、河野氏は口をつぐんだままで、進行役の平石直之アナウンサーから「捜査の話はさておき…」と遮られた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。