テニス大会で応援中の50代女性意識失う、6人が連携して通報・心臓マッサージ…一命とりとめる

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前橋市消防局は20日、ソフトテニス大会で女性の救命処置に貢献したとして、群馬県レディースソフトテニス連盟の6人を表彰した。
同局などによると、10月21日に同市内で行われた大会で50歳代の女性が応援中に意識を失い、6人は手分けをして119番や心臓マッサージなどを行った。女性は心筋梗塞(こうそく)だったとみられるが、救急車で搬送中に意識を取り戻し、一命をとりとめた。
同局で20日に行われた表彰式には、3人が出席した。救急隊員が到着するまで応急救護を続けた元看護師の間庭久美子さん(53)は「焦らず落ち着いてできてよかった」。同連盟理事長の荒関元子さん(64)も「みんな『助けたい』と夢中だった」と振り返った。
同局は20日、同市六供町のスーパー「ヤオコー前橋六供店」の駐車場で心肺停止になった男性を救命したとして、現場に居合わせた医師と同店店長にも表彰状を贈った。

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