「あー、ぶつかった！ぶつかった！ぶつかったよ…」ウインカーを出さずに車線変更した車がトラックと衝突。しかし車はバンパーをひきずりながら、そのまま走り去った。神奈川・横浜市都筑区の道路で20日に起きた“当て逃げ”の瞬間を、ドライブレコーダーが捉えていた。
前方を走る白い乗用車。突如、ウインカーを出さずに右側に車線変更すると、白い車の後部とその車線を走っていたトラックの左前方が衝突した。
衝撃で白い車のバンパーが外れたが、白い車はそのまま停車することなく、走り去ってしまった。当て逃げ事故の瞬間だ。
映像が撮影されたのは神奈川県・横浜市。近くに大きな商業施設などがある場所で、事故は起きた。
トラックの運転手は「最初はもう怒りだけでしたね。ふざけんじゃねえよみたいな」と話す。トラックには、衝突した時にできた、へこみや傷が残った。
なぜ、白い車はウィンカーを出さずに突如、車線変更をしたのか。
映像をよく見ると、車線変更をした白い車の前方には、ハザードランプを点滅させ、停車している車がいた。この車を避けようと、慌てて車線変更した結果、隣の車線を走るトラックに衝突したものとみられる。
事故に遭ったトラック運転手は、当て逃げした車の運転手に対して、「さっさと出てきて、直すとこちゃんと直してくれってところですかね」と話す。
被害に遭った運転手は首に痛みを訴えていて、警察に被害届を提出した。警察によると、白い車の運転手は20日夕方に出頭し、口頭で注意を受けたという。（「イット！」12月21日放送より）