KADOKAWA夏野剛社長、東京五輪の汚職事件の関与否定「なんで相談が来ないのかなって思っていたぐらい」

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出版大手のKADOKAWAは5日、2021年に開催された『東京 2020 オリンピック・パラリンピック』(東京五輪)の汚職事件をめぐり、都内で会見を開いた。夏野剛代表取締役社長が謝罪したが関与は否定した。
【写真】刊行が休止されたKADOKAWA『東京ウォーカー』 夏野氏のほか、代表取締役の山下直久氏、取締役の村川忍氏が出席した。夏野氏は「当社グループの読者の皆さんやユーザーの皆さん、作家の皆さん、クリエイターの皆さん、取引先の皆さま、そして株主・投資家をはじめとして関係するすべての皆さまの当社への信頼を裏切ることとになってしまい、かつ、多大なご心配とご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます」とし、東京五輪のアスリート、ボランティア、観客に向けても「深くお詫び申し上げます」と伝えた。

夏野氏は大会組織委の参与を務めていた。スポンサー選定に関与したか問われると夏野氏は「組織委員会の参与を務めさせていただきましたが、本件に関しては一切、関わっておりません」と否定した。「私自身も、なんで相談が来ないのかなって思っていたぐらい何も関わっていませんでした」とも語っていた。 KADOKAWAをめぐっては、東京五輪のスポンサー選定で便宜を得るため、大会組織委員会元理事・高橋治之容疑者に賄賂を渡した疑いで、当時会長だった角川歴彦被告をはじめ、元専務の芳原世幸被告、元2021年室室長の馬庭教二被告が東京地検特捜部に逮捕・起訴された。
夏野氏のほか、代表取締役の山下直久氏、取締役の村川忍氏が出席した。夏野氏は「当社グループの読者の皆さんやユーザーの皆さん、作家の皆さん、クリエイターの皆さん、取引先の皆さま、そして株主・投資家をはじめとして関係するすべての皆さまの当社への信頼を裏切ることとになってしまい、かつ、多大なご心配とご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます」とし、東京五輪のアスリート、ボランティア、観客に向けても「深くお詫び申し上げます」と伝えた。
夏野氏は大会組織委の参与を務めていた。スポンサー選定に関与したか問われると夏野氏は「組織委員会の参与を務めさせていただきましたが、本件に関しては一切、関わっておりません」と否定した。「私自身も、なんで相談が来ないのかなって思っていたぐらい何も関わっていませんでした」とも語っていた。

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