玩具業界に、飲食店に…波及する“デコピン効果” 「さらに大きな波が来ることを期待しちゃいますね」

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大谷の“デコピン効果”は玩具業界にも波及した。デコピンの威力を競う玩具「デコピンバスター」の注目度が急上昇。販売する総合雑貨の販売会社「ハック」(大阪府東大阪市)の広報担当者は「大谷選手の会見以降、お客さんからの在庫確認や、メディアからの問い合わせが来始めています」と明かした。
デコピンバスターは昨年10月から販売され、価格は税込み3980円。ゲームセンターにあるパンチの威力を測る機械の小型版で、的をデコピンではじく。今年の1~2月にヒカル(32)ら人気ユーチューバーが動画内で取り上げると、初回入荷分の5000個が完売した。同担当者は「大谷さん効果で、年末年始にかけてさらに大きな波が来ることを期待しちゃいますね」と興奮気味に話した。
大谷の古巣、日本ハムの本拠地があった札幌市の飲食店「煮込串デコピン」にも問い合わせや取材が殺到した。店の男性スタッフは「青天のへきれきっていうか、電話が鳴りっぱなしで、夕方になってようやく落ち着いたところです。実際にお店に取材に来られたテレビ局もありました」と降って湧いたような大騒ぎへの対応に追われた。店は牛すじと豚ホルモンの煮込み串を名物に今年9月にオープン。店名は店のオーナーが知人に勧められ、インパクトのある「デコピン」に決めたという。

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