「お金払うから許して」軽自動車が追突…運転手が警察を“断固拒否” なぜ?「警察だけは勘弁して」

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信号待ちをしていた車のドライブレコーダーが、当て逃げの一部始終をとらえていた。後ろから走ってきた軽自動車が追突。その後、場所を移して話し合っていた最中に相手は車で逃走した。
映像は12月11日午後10時ごろ、兵庫・伊丹市の県道で撮影された。被害男性によると、仕事からの帰り道、信号待ちをしていた際に追突されたという。
映像をよく見ると、追突の衝撃で後ろの車の運転手の体が大きく揺れているのがわかる。この事故で、車には車体がへこむなどの被害が出た。
追突後、相手の運転手は車から降り「大丈夫ですか?」と声をかけてきたという。現場が車の多い大通りだったことから、ひとまず脇道に移動し、話し合いをすることになった。
すると、衝突してきた運転手の男性は「お金を払うから許してほしい。いくら払えばいい?」と、いきなりお金での解決を持ちかけてきたという。
これに対し、被害男性が「とりあえず警察を呼んでから話しましょう」と返答したところ、「警察だけは勘弁してください」と、相手の運転手はかたくなに警察を呼ぶことを拒んだという。
そのうえで、「20万円ぐらい払います。お金払うんで許してください」「警察は呼ばないでください」と繰り返し求めてきたという。
不審に思った被害男性は、要求に応じることなく警察に連絡を入れ、到着を待つことにした。
ところが、被害男性が保険会社に連絡をするため目を離した隙に、相手の運転手は誰かと電話で連絡を取って車に乗り込むと、その場から立ち去った。
被害男性はその後、警察に被害届を提出したという。(「イット!」12月13日放送より)

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