105日離婚「羽生結弦」の影で、諦めない「小室圭」の好感度が急上昇していた。プリンス2人の明暗を分けた結婚・離婚

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国民的スターのプロフィギュアスケーター、羽生結弦(28歳)の105日スピード離婚は日本のみならず、世界中のファンに衝撃を与えた。その離婚理由については波紋が広がっていた。一方、その裏でなぜか好感度を上げた男がいる。小室圭さん(32歳)だ。かつて妻・眞子さん(32歳)との結婚は国民から大反対を受けた小室さんだが、ここに来てなぜか好感度が上がっているのだ。結婚で好感度を上げた男・下げた男、いったいそこにはどんな理由があるのだろうか――。
電撃入籍発表から、わずか105日で離婚を発表したプロフィギュアスケーターの羽生結弦(28歳)。そのスピードに日本のみならず、世界中の羽生ファンも驚いた。
Photo by GettyImages
離婚原因について、羽生は自身のSNSで誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされたことに言及していた。そのうえで、《現状のままではお相手と私自身を守り続けることは極めて難しくて、耐え難いものでした。(中略)お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました》などと綴っていた。
これには賛否が巻き起こる。中には「あまりにも無責任ではないか」「抗議したり、法的な措置を取ればよかった」などとの声も噴出した。
スケート界のプリンスの結婚・離婚劇はその類まれなる才能で魅了してきた人々の好感度を一気に下げる形となった。
だが、羽生結弦の結婚・離婚騒動の裏で、なぜか好感度を上げた男がいる。
秋篠宮家の長女、眞子さん(32歳)の夫、小室圭さん(32歳)だ。「お姫様」のハートを射止めたプリンスは、眞子さんと結婚にあたって、自身の母親とその元婚約者の金銭トラブル問題により日本中から反対にあった。だが、小室さんは諦めることなく、2021年に眞子さんと結婚、現在はアメリカで結婚生活を送っている。
2人のプリンスたちは思わぬところでその好感度が逆転する現象が起きた。長年、小室圭・眞子夫妻の取材を行ってきた週刊誌の芸能記者が推測する。
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「羽生さんは、自身の人気の高さは当然、知っていました。結婚すればファンや世間にどのような影響があるかはわかっていたこと。それを理解したうえで結婚したのであれば、あの離婚発表のメッセージは『自己保身』としかとらえられないような内容でした。そんな彼と比較されたのが小室さんです。かつて日本中から結婚を反対され、誹謗中傷もバッシングも受けました。眞子さんの意向があったにせよ、諦めることはしなかった。羽生さんも小室さんも、お互いに自分のことしか考えていなくても、小室さんが逆に好印象に見えてきたのです」
芸能人や著名人の結婚、離婚事情に詳しい野フリーライターの仁科友里さんはこう分析する。
「羽生さんが好感度を下げた要因は被害を匂わせておきながら、詳細を明らかにしなかったことでしょう。なんらかのトラブルや被害があったのなら、自分たちで判断せず、司法に任せるべきだったのではないでしょうか。それにSNSで挙げた離婚の発表文についても、誰の何を守りたいのかはっきりしない物言いでした。そうした書き方から、彼のことを『自己陶酔しているだけ』とネガティブな受け取り方をする人が多かったのはないでしょうか。妻を愛しているのに、妻を守るためだけに離婚したのなら、今回の離婚は羽生さんのためにはならなかったのではないでしょうか」
さらにもう一つ、彼の元妻(36歳)についても、気を遣って結婚当初から公表を控えたこともマイナスに働いたという。逆に彼女の立場まで危うくさせてしまった。
「確かに妻を公表すれば嫌がらせをする人は出てくるでしょう。ですが、それはごく一部の人で、国民のほとんどは祝福したはず。妻と認知されることで、いろいろな形で応援し、守ってくれる人も増えたと思います。それを、はっきりさせなかったことで「おめでたいことなのに」「隠すのには何か理由があるのか」と逆に国民の不信感を募らせてしまった。そうしたところからも羽生さんは本当に奥様の気持ちを考えていたのか、と疑問を持った人も多かったのではないでしょうか」(仁科さん、以下「」内も)
よく言えば人々を魅了するカリスマ性、悪く言えば自己陶酔。フィギュアスケートの世界ではなくてはならない才能であり、それこそが羽生の強みでもあった。だが、プライベートでは、むしろ裏目に出てしまったというわけだ。
一方、なぜ小室さんの好感度が上がったのか。前出の仁科氏が続ける。
「まず、小室さんの強みは誰に何を言われてもぶれないところでしょう。ただ、彼の場合、他人の立場や気持ちを理解していないから、とも言えますが……。小室さんのお母様と元婚約者との金銭問題では、借金ではないから返済する必要がない、というのが小室さんの主張でした。たとえ、法的にはそうであっても、求められているのは、元婚約者の方に納得してもらえる円満な解決なはず。それがなされないから国民から反対の声が上がったわけです。問題解決が長引けば眞子さんや秋篠宮ご夫妻に迷惑がかかることを想像できない…にも歯がゆさがありました。それで日本中から非難を集め、バッシングされてもなお結婚を諦めなかったのは鈍感力というか……むしろ、あのくらい鈍感ではなかったら皇室に縁のないフツウの青年がプリンセスとは結婚できないってことだと思うんです」
国民から向けられた目が何を訴えているのか、小室さんは理解していなかった。仮に、理解していたとしても、受け止めずに我が道を進んだ。そのため、ダメージを受けることなく、目的を達成することができたのかもしれない。そのため、結婚のポイントはまさに小室さんの鈍感力にほかならない。
「例えば職場で上司が怒っているとします。上司の気持ちを理解せず、なんで怒っているか考えずにその様子をジッと見ているうちに、上司が疲れてお説教をやめてしまい、解放されるのが小室さん。怒る上司を前に、自分の言い分を通せば誰かが傷つくと背負い込み、考えすぎていうことを言わず、悪者にされてしまうのが羽生さん。2人は対局にいるんです」
世間に衝撃を与えたプリンスたちの結婚劇を世間は比較し、その結果、その好感度が逆転した、と仁科さんは見ている。
実は結婚、離婚劇により好感度を左右した著名人はほかにもいた。不倫スキャンダルで離婚した俳優の東出昌大(35歳)もその一人。実は彼、小室さんに似ているというのだ。
後編記事「羽生結弦と小室圭だけじゃない! あの旧ジャニーズ俳優も結婚で好感度がジワジワ下降した意外な共通点とは」ではその理由についても深く聞いていく。

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