将棋の元プロ棋士を起訴、滋賀 元妻ら2人への殺人未遂罪

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橋本崇載被告
大津市の住宅で7月、元妻(33)とその父(69)をくわで殴り殺害しようとしたとして、大津地検は8日、殺人未遂と住居侵入の罪で将棋の元プロ棋士橋本崇載容疑者(40)=福岡市博多区=を起訴した。現役時は「ハッシ―」の愛称で親しまれ、八段まで昇段した。
起訴状によると、7月20日午前7時ごろ、大津市の元妻らの住宅に侵入し、2人をくわで殴り殺害しようとしたとしている。2人は軽傷だった。地検は精神状態を調べるため鑑定留置していたが、刑事責任能力を問えると判断した。
橋本被告は石川県出身。一身上の都合を理由に2021年4月に引退を表明し、22年11月に日本将棋連盟を退会した。元妻に対し「僕の全てをつぶした殺人鬼」と投稿するなどし、名誉毀損罪で大津地裁から今年6月に有罪判決を受けた。

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