忘年会・新年会離れ、全国2番目に進む千葉県 開催しない理由最多は

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新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類へ移行し、行動制限がない年末年始を4年ぶりに迎える。東京商工リサーチの調査で、千葉県内企業で今シーズンに忘年会か新年会を予定しているとした企業は4割にとどまり、埼玉県に次いで全国2番目に低かった。開催しない理由は「開催ニーズが高くないため」が最多で、コロナ禍が明けても企業の「忘新年会離れ」が進んでいる実態が明らかになった。
閣僚ら「高額会食」120件 首相団体、懐石に90万円 調査は10月に同社が全国の企業を対象にインターネットを通じて行い、県内106社の回答を分析した。 実施する企業は「コロナ禍前も今回も実施」が32・08%(34社)、「コロナ前は実施せず、今回は実施」が9・43%(10社)で計41・5%だった。 一方、実施しない企業は「コロナ禍前は実施、今回はしない」が32・08%(34社)、「コロナ禍前も今回も実施しない」が26・42%(28社)で計58・5%だった。 実施しない企業の理由(複数回答)は「開催ニーズが高くないため」が48・4%で最多。「参加に抵抗感を示す従業員が増えたため」が45・4%と続いた。 実施する理由(同)は「従業員の親睦を図るため」(79・4%)、「従業員の士気向上のため」(61・7%)が多かった。 全国(有効回答4747社)では、実施する企業は54・5%。実施する割合が最も高いのは沖縄県(78・7%)で、最も低いのは埼玉県(41・1%)だった。【小林多美子】
調査は10月に同社が全国の企業を対象にインターネットを通じて行い、県内106社の回答を分析した。
実施する企業は「コロナ禍前も今回も実施」が32・08%(34社)、「コロナ前は実施せず、今回は実施」が9・43%(10社)で計41・5%だった。
一方、実施しない企業は「コロナ禍前は実施、今回はしない」が32・08%(34社)、「コロナ禍前も今回も実施しない」が26・42%(28社)で計58・5%だった。
実施しない企業の理由(複数回答)は「開催ニーズが高くないため」が48・4%で最多。「参加に抵抗感を示す従業員が増えたため」が45・4%と続いた。
実施する理由(同)は「従業員の親睦を図るため」(79・4%)、「従業員の士気向上のため」(61・7%)が多かった。
全国(有効回答4747社)では、実施する企業は54・5%。実施する割合が最も高いのは沖縄県(78・7%)で、最も低いのは埼玉県(41・1%)だった。【小林多美子】

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