成城学園前駅近くで“ナイフ男”逮捕 女子高校生につきまといか 爆弾も所持?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

東京・世田谷区の成城学園前駅の近くで、ナイフや鉄パイプなどの凶器を所持していた男が逮捕された。男は直前まで女子高校生につきまとっていたとみられ、警察に爆弾を持っていると話している。
■街が一変…爆発物処理班とみられる姿も
目撃者:「正午ごろに急にテープとか貼り始めて、一気にオートバイとかも駆け付けて、すごい騒ぎになった」
普段は落ち着いた雰囲気の街が、一変した。
規制線のテープが張られた先には、防護服に身を包んだ爆発物処理班とみられる姿もあった。
ことの発端は、正午ごろ。成城学園前駅のすぐ目の前の交番に、女子高校生は「変な人につきまとわれている」と助けを求めた。
その後、警察官が男を見つけ、この辺りで職務質問したところナイフや鉄パイプが見つかり、無線で応援要請したという。
■「これは爆弾」銃刀法違反の疑いで男逮捕
男の持ち物から、およそ9センチのナイフ2本と鉄パイプ1本が見つかり、警視庁は佐藤龍太容疑者(35)を銃刀法違反の疑いで逮捕した。すると…。
警察官:「これは何だ?」
佐藤容疑者:「これは爆弾です。中に火薬が入っています」
佐藤容疑者は、警察官にナイフを渡し、「女性を刺して自分も死のうと思った」「ナイフで死ねなかったら爆弾を使おうと思った」と話したという。
目撃者:「諦めたような、なんて言うんでしょう。笑ってる、薄ら笑いっていう感じで。成城でこんなことがあるなんて」
交番に駆け込んだ女子高校生は、「最近2、3回、変な男につきまとわれていた」と話しているが、佐藤容疑者と同じ人物かは分かっていない。
捜査関係者によると、佐藤容疑者は逮捕後に「女性のことは知らない」「自分が死にたいと思っていた」と供述しているという。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。