千葉県市川市の江戸川で、きのう見つかった子供とみられる遺体について、千葉県警は、きょう司法解剖を行い、死因などを調べる方針。遺体は、午前6時45分ごろに、松戸警察署から、千葉県内の施設に移送された。
県警は、先月23日から行方不明となっている、松戸市の小学1年生･南朝芽さん(7)との関連について調べている。
遺体が見つかったのは市川市の江戸川で、きのう午後0時半すぎ、サイクリング中の男性から「人のようなものが浮いている」と110番通報があった。県警が調べたところ、遺体は子供とみられ、性別は女性だった。死後数日が経過しているとみられ、Ｔシャツに半ズボン姿だったという。
朝芽さんが着ていた衣服と特徴が似ている他、背丈も同じぐらいだとのこと。また、遺体は裸足だったという。
朝芽さんは、先月23日に、松戸市の自宅を1人で出てから行方が分からなくなった。これまでに自宅近くの江戸川の河川敷で、朝芽さんの靴と靴下が、そこから、およそ1キロ下流の江戸川の取水口で朝芽さんの帽子が、それぞれ見つかっている。
この河川敷は、きのう遺体が発見された場所から、およそ14キロ上流に当たる。