物件内覧中に感じた恐怖「ベランダで鳩が死んでた」「入った瞬間だめだった」

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今住んでいる家が徐々に建て付けが悪くなっているのか、ドアが開きにくくなって開閉にも一苦労している。大家さんに言ってもなかなか業者派遣してくれないし、たまに雨漏りもするし、なんなんだ。向こう数年以内に引っ越したいところだ。はあ。またお金、貯めないと。
さて、今日は家にまつわる怖い話をしていきたい。ただ、物理的な恐怖って案外ないものなので、困ったときのオカルト頼みというか、心霊関連の話を紹介していきたい。
「真冬に怪談かよ」って思われる方もいるかもしれないけど、そうである。真冬に怪談なのである。(文:松本ミゾレ)
先日、キャリコネニュースで「物件内覧中の怪奇!『和室に一歩踏み入れた瞬間、突然具合が悪くなりました』 女性が抱いた違和感」という記事を配信している。不動産屋と内覧した際に訪れた家で突然謎の体調不良に陥った、という話だ。
この記事が先日ガールズちゃんねるでも話題になっていて、そこでも色々と家にまつわる怖い話が寄せられていた。ちょっと以下に引用紹介させていただきたい。
「うちの父親物心ついた時から視える人なんだけど、仕事休みの日にたまたま庭掃除してたらすぐ近くの家(取り壊しして新しい家建った)から叫び声聴こえて何かと思ったら顔色変えた不動産屋の若いお兄さんが 女性上司に『絶対このこと喋んなよ』って言われてた。聞こえないフリして庭掃除してたらしいけどね。ちなみにその家今人住んでるけど相変わらず呻き声とごにょごにょ何喋ってるか分からない声もするし、白い着物っぽい着てる髪長い女の人がその家の前に突っ立ってのも毎日のように視えてるってさ」「転勤族で何十軒と内覧してる、別に事故物件じゃなくてもなんかイヤだなって思うことしょっちゅうだよ。条件も日当たりもよくても」「世田谷の普通のアパートだったんだけど、入った瞬間だめだったから、『ここはもう結構です』って外に出たら、不動産屋さんが血相変えて飛んできて、『ここ何故かずっと空き家なんですよ!!なんかいるんですかぁっ!?』って言ってきた」「新築アパートの内覧で最後に行った物件でベランダで鳩が死んでて、2羽目を見つけた瞬間に不動産屋さんの方が『ここはやめましょう!!』って血相変えて連れ帰られた。冬の夕方という時間も相まって不気味に見えたんだと思う」
とこんな感じで、情景を頭の中で想像しながら読むと結構怖い話が多かった。
それにしても新しい家を内見する時点で変な違和感に気付いて回避できる人って運がいいよね。普通は短い時間で気付けなくて、いざ入居したら……ってパターンが多いし。
それこそ僕なんかの話でアレだけど、子供の頃に住んでいた、霊現象なんか一切なかった市営の長屋が取り壊されて、後々4階建ての鉄筋エレベーター付き巨大市営アパートに再生したとき、うちの家族がその最上階に戻ることができた。
ちょうど取り壊し前に住んでいた家の真上ということもあって懐かしい思いで暮らすことになるんだけど、結構変なことが続発して精神的に参ったものである。金縛りはしょっちゅうだし、昼寝中、ふと起きたら壁に向かって浮いてる作業着姿のおじさんがいたりするし、夜中に寝てたら目を閉じてるのに部屋の中の光景が透けて見えてずっと「おい、こっち見ろ」って囁かれるし。
曰く因縁がなくてもこんなことが続発するってどういうことなんだ! と憤ってオカルトマニアの友達に質問したら「それはぁ~霊道がぁ~」みたいなことを言われたものである。
思い返せばあの家にいる間、飼っているペットがやけに早死にしていた。なんか原因があの家にあったのだとしたら申し訳ないことをした。それにしても、どうせならあの家も最初の内見中に異常が可視化されててほしかったなぁ……。エレベーターがいつ乗っても小便臭かったし。アレも霊のしわざかぁ?

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