愛媛県庁サーバー室から深夜に発煙、停電用装置のバッテリーが熱で破損…昼頃から焦げたにおい漂う

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24日午後11時頃、松山市一番町の愛媛県庁本館で、「1階サーバー室内の無停電電源装置(UPS)から煙が出ている」と同市消防局に通報があった。
消防車などが駆けつけたが、県職員らがUPSを停止させるなどし、煙は収まった。同市消防局は火災ではないとしている。
県によると、停電時に電力を供給する装置のバッテリーの一部が熱で破損し、穴が開いたという。ほかの機械類に被害はなかった。24日昼頃から焦げたようなにおいがわずかにしていたため、業者らが空調や電気設備の点検を行っていた。破損したUPSは使用開始から10年以上経過しており、県が原因を調べている。
消防への通報直後、本館では火災報知機のベルが鳴り、残業をしていた職員らが屋外へ避難した。県庁前にははしご車や救急車も止まったが、深夜で人通りは少なく、混乱はなかった。

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