名古屋マンション死体遺棄、亡くなった男性の店舗に「入院で休業」の貼り紙…容疑者が発覚遅らせようと偽装か

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名古屋市中区のマンション一室で男性の遺体が見つかった事件で、男性が経営する同区の店舗に「入院のためお休みします」と書かれた紙が約2か月前から貼られていたことが捜査関係者への取材でわかった。
愛知県警は、死体遺棄容疑で逮捕された同店元従業員の内田明日香容疑者(29)が事件の発覚を遅らせるために生存を装った可能性があるとみて捜査している。
関係者によると、遺体として見つかった古物商の阿部光一さん(42)の貴金属買い取り店の出入り口ドア付近に9月24日頃、休業を知らせる手書きの紙が貼られていたのをビル関係者が確認したという。司法解剖の結果から阿部さんが死亡したのは同月末~10月上旬とされており、県警では、貼り紙をビル関係者が確認したのとほぼ同時期に阿部さんが亡くなっていたとみている。
また、県警が阿部さんの自室からスマートフォン2台を押収していたこともわかった。阿部さんになりすました内田容疑者が阿部さんの姉とSNSで連絡していたとみており、県警は押収したスマホの解析などを進めている。
県警は25日、内田容疑者を同容疑で名古屋地検に送検した。

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