19年前の殺人事件捜査終結 南アフリカに逃亡後死亡の容疑者を書類送検 DNA鑑定で身元特定

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19年前、東京で起きた殺人死体遺棄事件で、警視庁は逃亡先の海外で死亡した主犯格の男を殺人などの疑いで書類送検し、一連の捜査を終結させました。
書類送検されたのは、主犯格の松井知行容疑者(犯行当時31歳)で2003年、古川信也さん(当時26)を殺害し、東京・奥多摩町の山中に遺棄したなどの疑いがもたれています。
松井容疑者は、別の事件でも当時38歳の男性に対する傷害致死などの疑いがもたれています。
松井容疑者は、海外に逃亡しましたが、2017年に南アフリカの海岸で松井容疑者と指紋が一致する自殺したとみられる遺体が見つかり今年7月、警視庁の捜査員が現地に渡航し、当局とDNA鑑定を進めた結果、本人と特定されました。
事件をめぐっては、これまでに11人が逮捕され、警視庁は容疑者死亡のまま書類送検し、一連の捜査を終結します。

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