【捜査関係者が絶句】ススキノ頭部切断事件、瑠奈容疑者が撮影していた「猟奇ビデオ」

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「瑠奈容疑者の自宅から証拠品として押収したビデオには、持ち去った遺体の頭部を陵辱する凄惨な映像が残されていました。映像を見た捜査員たちは一様に息をのみ、言葉を失っていて、中にはしばらく食事を受けつけなくなってしまった人もいたようです……」(捜査関係者)
【写真】真っ赤な被り物つきコスプレをした父・田村修容疑者。他、描かれたアマビエの絵、現場となったホテルの部屋なども 今年7月、北海道札幌市内の歓楽街・ススキノのホテルで、頭部を切断された男性の遺体が発見された。猟奇的な犯行と警察の捜査をかいくぐり逃亡を続ける犯人の素性が話題を呼び、事件は連日、新聞紙面やワイドショーを賑わせた。

事件から約3週間後、殺人と死体損壊などの容疑で逮捕されたのが田村瑠奈容疑者(29才)と、彼女の両親である修容疑者(59才)、浩子容疑者(60才)の3人だ。「凄惨な犯行を行ったのが、まだ若い女性であったこと。彼女の共犯として逮捕された父親が、現役の精神科医であったことなどから、事件はさらに大きな注目を集めました」(全国紙社会部記者) 被害者と瑠奈容疑者は、以前から面識があり、事件当日は3度目の接触だったとされている。「瑠奈容疑者は犯行前から、パソコンで『指紋』や『洗剤』について検索。犯行時にはマスクとポンチョを着用し、返り血対策までしていました。被害者の携帯を破壊し、SIMカードを持ち去るほど用心深い一方で、被害者の所持品の大半を自宅に持ち帰ってそのまま放置するなど、ずさんな面もあり計画性の有無が判然としません。 逮捕当初の取り調べでも、妄言が入り交じった証言を繰り返しており、彼女の証言の精査は難航。実際、動機や犯行の全容など、解明すべき積み残しも少なからずあります」(前出・捜査関係者) 瑠奈容疑者と彼女の両親は、刑事責任能力を判断するため、来年2月まで、半年間の鑑定留置が実施されている。 そんな中、『女性セブン』が新たにその存在を掴んだのが、冒頭に触れた凄惨なビデオだ。別の捜査関係者が語る。「容疑者の自宅浴室から発見された頭部は、一部が引きちぎられていた。さらにもぎ取られた皮膚の一部が、まるで洗濯物のように室内にかけられていたそうです。ビデオにはそうした猟奇的な“犯行”の一部始終がおさめられており、瑠奈容疑者のものとみられる白い手袋をした両手が映っています」 さらに、この捜査関係者は第3者の存在を示唆する。「映像に両腕が映っていながら、ビデオは角度を変えながら撮影されていたので、撮影を担当したもうひとりの人物がいるはずです。事件当日も瑠奈容疑者を送迎し、事件前には、のこぎりや手錠の買い出しにも同行した父親が関与している可能性が考えられます。 さらに、瑠奈容疑者はススキノのホテルでの犯行時にもビデオ撮影しており、後ろ手に手錠をはめられた被害者に襲いかかる様子が記録されていたそうです。猟奇的な所業を記録することにも執着があったとみられます」 父親は夜な夜な繁華街に繰り出す娘に付き添い、時に異性と体を密着させる様子なども見守っていたという。「両親は瑠奈容疑者の殺意を認識していなかったと主張し、殺人罪の共謀は否認しています。ただ、頭部は3人が暮らす自宅の浴室から見つかっています。事前に家族の中でなんらかの情報共有があったと見るのが自然です」(前出・捜査関係者) 瑠奈容疑者と両親による一連の行動について、精神科医の片田珠美氏は次のように解説する。「瑠奈容疑者は凄惨な犯行後もクラブに行き、自宅で頭部を撮影しており、犯罪行為への罪悪感や後悔、被害者への同情心が欠如した『ゲミュートローゼ』、情性欠如者の可能性が高い。とはいえ、刑事責任能力を逃れられるとは限りません。解離性同一性障害だと本人が主張しても、精神鑑定の結果、認められないこともあります。 精神科医にとって、自らが鑑定にかけられるほど屈辱的なことはありません。かつて、精神科医が婚約者の女性を殺害した事件がありましたが、この時も、犯人は鑑定を断固拒否し、実刑に服しました。今回の事件で、精神科医である修容疑者も精神鑑定を受けていますが、相当な屈辱感を覚えているのではないかと思います」 果たして、瑠奈容疑者らが事件の全貌を語る日はくるのだろうか。
今年7月、北海道札幌市内の歓楽街・ススキノのホテルで、頭部を切断された男性の遺体が発見された。猟奇的な犯行と警察の捜査をかいくぐり逃亡を続ける犯人の素性が話題を呼び、事件は連日、新聞紙面やワイドショーを賑わせた。
事件から約3週間後、殺人と死体損壊などの容疑で逮捕されたのが田村瑠奈容疑者(29才)と、彼女の両親である修容疑者(59才)、浩子容疑者(60才)の3人だ。
「凄惨な犯行を行ったのが、まだ若い女性であったこと。彼女の共犯として逮捕された父親が、現役の精神科医であったことなどから、事件はさらに大きな注目を集めました」(全国紙社会部記者)
被害者と瑠奈容疑者は、以前から面識があり、事件当日は3度目の接触だったとされている。
「瑠奈容疑者は犯行前から、パソコンで『指紋』や『洗剤』について検索。犯行時にはマスクとポンチョを着用し、返り血対策までしていました。被害者の携帯を破壊し、SIMカードを持ち去るほど用心深い一方で、被害者の所持品の大半を自宅に持ち帰ってそのまま放置するなど、ずさんな面もあり計画性の有無が判然としません。
逮捕当初の取り調べでも、妄言が入り交じった証言を繰り返しており、彼女の証言の精査は難航。実際、動機や犯行の全容など、解明すべき積み残しも少なからずあります」(前出・捜査関係者)
瑠奈容疑者と彼女の両親は、刑事責任能力を判断するため、来年2月まで、半年間の鑑定留置が実施されている。
そんな中、『女性セブン』が新たにその存在を掴んだのが、冒頭に触れた凄惨なビデオだ。別の捜査関係者が語る。
「容疑者の自宅浴室から発見された頭部は、一部が引きちぎられていた。さらにもぎ取られた皮膚の一部が、まるで洗濯物のように室内にかけられていたそうです。ビデオにはそうした猟奇的な“犯行”の一部始終がおさめられており、瑠奈容疑者のものとみられる白い手袋をした両手が映っています」
さらに、この捜査関係者は第3者の存在を示唆する。
「映像に両腕が映っていながら、ビデオは角度を変えながら撮影されていたので、撮影を担当したもうひとりの人物がいるはずです。事件当日も瑠奈容疑者を送迎し、事件前には、のこぎりや手錠の買い出しにも同行した父親が関与している可能性が考えられます。
さらに、瑠奈容疑者はススキノのホテルでの犯行時にもビデオ撮影しており、後ろ手に手錠をはめられた被害者に襲いかかる様子が記録されていたそうです。猟奇的な所業を記録することにも執着があったとみられます」
父親は夜な夜な繁華街に繰り出す娘に付き添い、時に異性と体を密着させる様子なども見守っていたという。
「両親は瑠奈容疑者の殺意を認識していなかったと主張し、殺人罪の共謀は否認しています。ただ、頭部は3人が暮らす自宅の浴室から見つかっています。事前に家族の中でなんらかの情報共有があったと見るのが自然です」(前出・捜査関係者)
瑠奈容疑者と両親による一連の行動について、精神科医の片田珠美氏は次のように解説する。
「瑠奈容疑者は凄惨な犯行後もクラブに行き、自宅で頭部を撮影しており、犯罪行為への罪悪感や後悔、被害者への同情心が欠如した『ゲミュートローゼ』、情性欠如者の可能性が高い。とはいえ、刑事責任能力を逃れられるとは限りません。解離性同一性障害だと本人が主張しても、精神鑑定の結果、認められないこともあります。
精神科医にとって、自らが鑑定にかけられるほど屈辱的なことはありません。かつて、精神科医が婚約者の女性を殺害した事件がありましたが、この時も、犯人は鑑定を断固拒否し、実刑に服しました。今回の事件で、精神科医である修容疑者も精神鑑定を受けていますが、相当な屈辱感を覚えているのではないかと思います」
果たして、瑠奈容疑者らが事件の全貌を語る日はくるのだろうか。

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