丸田佳奈氏 政治家に対する報道に苦言「『増税メガネ』なんて、目の屈折異常ですから」

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産婦人科医でタレントの丸田佳奈氏が5日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。政治家の不祥事ばかりを扱うメディアの報道姿勢に苦言を呈した。
番組では今後10年間で女性議員の割合を30%に到達させることを目標とする自民党の基本計画に賛成か? 反対か?を議論した。
丸田氏は「反対 枠だけ増やしても誰がなるの?」とし2020年に成人女性に対して行われたアンケート結果を紹介。
それによると、「女性議員が少ないと思う」が60%程度だったが、「議員に興味ある、なりたい」は2%だったそうで、「枠を増やしても立候補したいと思う人を増やさない限りは人数、母数が少なければどうしても議員としての質は落ちます。そうすると『男性議員に比べて女性議員は増えたけど質落ちたよね』では意味がない」と訴えた。
なぜ議員になりたい人は2%しかいないのか?と聞かれると「一つはメディアの報じ方があると思いますよ。ワイドショー見てる時間帯って女性が見てますよね。女性が見てて『政治家になったらこんなにボロクソに言われるんだ』と思ったら、魅力感じますか?」とぴしゃり。
続けて「ひどいですよ『増税メガネ』なんて自分が好きでメガネかけてるわけじゃないですよ。目の屈折異常ですからね。それに対して揶揄するようなコメントとかバッシングがあるからこそ、結局なり手がいなくなって、自分で自分の首を絞めてるようなものだから」と岸田首相に対する報道にも言及した。
さらに「しっかりした討論番組なんか見ていると、すごいい意見を言ってくださる議員さんとかいらっしゃって、素晴らしいと思うんだけど、結局不祥事ばっかりが。だって『エッフェル姉さん』とかさ。不祥事ばっかり前面に出てきて、いいところ出してくれないから、『ただただ叩かれるだけで、こんなになりたくないよ』って(なる)」と警鐘を鳴らした。

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