ヒグマが登山客2人を襲撃、ナイフで応戦…別の20代男性が不明

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10月31日午前9時30分頃、北海道の福島町などにまたがる大千軒岳(標高1072メートル)で、登山していた同町と知内町の40歳代の男性消防隊員2人が体長約1・7メートルのヒグマに襲われた。
2人は軽傷を負った。
町や地元消防によると、登山開始の約2時間30分後、後方から接近してきたヒグマが、1人の左太ももや脇腹を引っかき、もう1人の足をかんだ。1人がナイフで反撃したところ、ヒグマは逃げたという。2人とも自力で下山した。
また、松前署は1日、大千軒岳に登山した函館市の20歳代の男性が遭難したと発表した。同署はヒグマに襲われた可能性も視野に捜索している。
男性は10月29日に1人で登山していたとみられる。31日夜に同岳の登山口で無人の乗用車が見つかったため、道警や福島町などが1日、付近を捜索したが手がかりは見つからなかった。2日も捜索を続ける。

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