「驚異の糖質カット」炊飯器、性能示す実験結果を提出できず…販売4社に措置命令

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「糖質カット」をうたう炊飯器について、性能を示す資料を示せなかったとして、消費者庁は31日、東京都内の炊飯器販売業者4社に景品表示法違反(優良誤認)で再発防止を求める措置命令を出したと発表した。
命令を受けたのは、forty―four、ソウイジャパン、EPEIOS JAPAN、HR貿易。
発表によると、4社は2021年8月~今年2月、自社のウェブサイトや大手通販サイトなどで、販売する炊飯器について「驚異の糖質カット」などと表示。炊飯時に糖質が44~54%減るという内容の宣伝をしていた。消費者庁は性能を裏付ける資料を求めたが、4社は糖質の低減率を満たす実験結果を提出できなかった。
炊飯器は国内や中国のメーカーが製造。各社は取材に「再発防止に努める」などと答えた。

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